今回は、新春特別号として「ソーラーシェアリング」を特集しました。
気候危機対策は、二酸化炭素の排出削減だけでは成り立ちません。大気中に過剰に出てしまっている二酸化炭素を土や海に戻してやる回収と固定化が必要です。その期待の星のひとつが、ソーラーシェアリングです。
このページでは、裏面の「巷にあふれる太陽光発電のギモンに答えます」
①天気が悪い日は全然役に立たないよね?
②発電が大きく変動する自然エネルギーはあてにならないでしょ?
③森林を伐採したりして環境に悪いよね
④太陽光発電の寿命って?
⑤有害物質がパネルには入っているんでしょ?
⑥大量廃棄時代が来たら大変なことに?
それぞれの回答内容についてのエビデンスを以下に示します。
①に関しては、グラフを参照
図は梅雨入りが異常に早かったとされた今年の5月の弊社発電所の実際の日別発電量のグラフです。
最下段に日付と天気が示されています。
②に関しては、以下を参照
「出力変動と緩和策」(国立研究開発法人産業技術総合研究所)
2050年自然エネルギー100%をめぐる論点(自然エネルギー財団資料)
P24.「論点2 「曇天・無風期間」への対応」
平成27年度低炭素社会の実現に向けた中長期的再生可能エネルギー導入拡大方策検討調査委託業務「報告書」
(環境省)P72.「2)広域運用による出力平滑化及び調整力融通」
④に関しては、以下を参照
各種太陽電池モジュールの屋外曝露による経年劣化(国立研究開発法人産業技術総合研究所)
太陽光発電・蓄電池 30年以上安定した長寿命品質(京セラ株式会社)
よくあるご質問-機器の寿命はどれくらいですか?(太陽光発電協会(JPEA))
⑤に関しては、以下を参照
パネルに含まれる成分(有用資源と環境影響)(PVリサイクル.com)
(東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 准教授 前真之)
太陽光発電所の廃パネル問題とは? 何が問題で何が正しい?(前編)
(HATCH/「自然電力のでんき」blog編集部)
⑥に関しては、以下を参照
太陽電池パネルの適正処理・リサイクルについて(太陽光発電協会(JPEA))