☆ 「発電所だよりvol.04」を発行しました

今回の発行にもちょっと時間がかかってしまいましたが、発電所だよりvol.04です。

今月10日、第一発電所が運転開始から4年経ちました。

まだ4年間とはいえ幾多の風雪に耐え、今日も元気に発電しています。

また感謝際を開催します。11月18日の予定です。ご支援いただいている関係者の皆様と楽しい時間を過ごしたいと思います。

ご都合があえばぜひおいでください。詳細は紙面で。

 

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第一太陽光発電所(永地)

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第二太陽光発電所(有吉)

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☆ 太陽電池モジュールの表面ガラス割れ

 昨年末の12月16日、第一発電所にて日常点検の見回りをしていたところ、架台左端のモジュール1枚が変色していることに気づきました。近づいてみると、表面ガラスが一面蜘蛛の巣状に粉々に割れていました。(写真参照)

 

急ぎ、メーカーであるLooop社に連絡したところ、そのままでは内部回路への雨水の浸透によるショート等、問題の拡大の恐れがあるため、交換品を送ってくれることになりました。12月22日に代替モジュールが到着し、日没後に交換作業を実施しました。

ガラス割れの原因は、Looop社コンタクトセンターに写真を送付し鑑定してもらった結果、数万枚に1枚程度発生する、強化ガラス製造上の不良(微細な傷等)と経年劣化による「自爆」との見解を得ました。その見極め方は、ひび割れの起点に「蝶の羽のような文様」があるかどうかとのことで、確かに今回それが確認できました。(下の写真参照)

カラスのいたずらで石を落とされたなどの要因ではなく、製造側の責任によるものと分かりました。交換は保険適用によって実施され、新たな費用が発生することはありませんでした。

「自爆」点の拡大
「自爆」点の拡大

今回は、数万枚に1枚というケースに「当たる」貴重な経験ができました。早期発見のおかげで事故につながることもなく、また発電ロスも全くなく、手間はかかりましたが無償で新品モジュールに交換できました。

いづれにしましても、日常点検の重要性はこういうところでも実感させられます。